← TAMI Brand Book Prototype

Art Direction Memo

TaMi Brand Book (Culture Book) -- Designer: 宮平さんへ

Client: 合同会社TAMI Format: 16:9 横型 / 15 pages / PDF Updated: 2026-03-09

Contents

01全体のデザインシステム 02コンセプトの視覚化 03タイポグラフィ指針 04カラーシステム 05緩急のリズム設計 06ページ別ディレクション
01 Design System

全体のデザインシステム

トーン: 積み木案 x 背骨案のハイブリッド

このブランドブックは2つの質感を同居させる。
「積み木案」= 温かさ、一つずつ積み上がっていく体験設計。
「背骨案」= プロとしての矜持、迷ったとき背筋が伸びる判断基準。

ビジュアルは柔らかいが、構造は硬い。
手触りは温かいが、言葉は甘くない。
この二面性がTAMIらしさ。

具体的なトーンの出し方

グリッド

余白の原則

02 Concept Visualization

「集まる、だから楽しい未来」の視覚化

核になるアイデア

ページをめくるたびに、画面上の「積み木ブロック」が1つずつ増えていく。
p0(表紙)では散らばっていたブロックが、p13(ラストメッセージ)で完成形になる。

読書体験そのものが「集まる」のメタファー。
読者が最後まで読んだとき、「ああ、これが全景か」と気づく。

ブロック要素の設計ルール

注意: 装飾にしないこと

ブロックは「なんとなくかわいい装飾」ではなく、
「このページを読んだことで、TAMIの全景に一つ要素が加わった」という
意味を持つ構造要素。位置も大きさも意図を持たせる。

Accumulation Progress(ページごとのブロック積算イメージ)

p0
p1
p2
p3
p4
p5
p6
p7
p8
p9
p10
p11
p12
p13
03 Typography

タイポグラフィ指針

フォント選定

サイズのヒエラルキー(16:9 PDF想定)

温度差の作り方

見出しは太く、大きく、詰まったレタースペーシング。存在感で刺す。
本文は細く、適度なサイズ、広い行間。静かに語りかける。
この差分が「背骨案」の凛とした空気を作る。

セクションラベル(VALUE 01、MISSIONなど)は控えめだが正確に。
ページの「住所」であり、読者が今どこにいるかを示すナビゲーション。

04 Color System

カラーシステム

4色の定義と意味

Pink
#E6336E
血の通った
コミュニケーション
Yellow
#F2A819
楽しい未来
Teal
#00B2A0
成長
Blue
#1A5BA3
基準・仕組み
・ルール

ページごとの色の使い方

ページ別カラーアサイン

p0 表紙 -- PinkYellowTealBlue 4色均等(ブロック散らし)
p1 この本について -- Teal 成長の起点。静かに1色だけ
p2 代表から -- Pink 血の通った言葉。代表の体温
p3 ロゴ -- PinkYellowTealBlue ロゴ解説なので4色。ただし p0 より整然と並べる
p4 MISSION -- Yellow 暗い背景に黄色で「芯」を刺す
p5 VISION -- Teal 白い背景にターコイズで「方向」を示す
p6 Values一覧 -- Teal 全景の俯瞰。各Valueの色はここではまだ出さない
p7 Value 1 -- Pink 対話=コミュニケーションの色
p8 Value 2 -- Blue プロ基準=ルールの色
p9 Value 3 -- Teal 信頼=成長の土壌
p10 Value 4 -- Yellow ともにつくる=楽しい未来への協働
p11 Value 5 -- Pink 積み上げ=日々の体温と重ねる
p12 プロ論 -- Yellow 暗い背景に黄色。MISSIONページと呼応させる
p13 メッセージ -- PinkYellowTealBlue 全部集まった景色

背景色のルール

色の彩度調整

原色のまま使うと強すぎる場面がある。
背景が白のとき:4色はそのまま使用OK。ただしブロック要素は不透明度90%程度で「紙面に載っている」感。
背景がダークのとき:4色は若干明度を上げる(テキストの可読性確保)。
テキストへの色使用:セクションラベルと数字のみ。本文テキストに4色は使わない。

05 Rhythm Design

緩急のリズム設計

ブランドブックは「読む体験」のデザイン。ページごとの緊張と弛緩のリズムが、読者の感情を設計する。

緩急マップ

Page テンション 滞在時間 役割 視覚密度
p0 表紙
一瞬 惹きつけ 低(余白多)
p1 この本について
30秒 導入
p2 代表から
1分 感情の接続 低-中
p3 ロゴ
40秒 ブランド認知
p4 MISSION
一瞬で刺す 核心 (Peak 1) 低(文字が大きいだけ)
p5 VISION
一瞬で刺す 核心 (Peak 1 続) 低(文字が大きいだけ)
p6 Values一覧
20秒 俯瞰・ブリッジ
p7-11 各Value
各60-90秒 理解・定着
p12 プロ論
じっくり 核心 (Peak 2) 低-中
p13 メッセージ
2分 着地・余韻 中-高(テキスト量多)

リズムの設計意図

Peak 1(p4-5):MISSION/VISIONで一気にテンションを上げる。ダーク背景と大きなタイポで「核心に来た」と感じさせる。
谷(p6-11):一覧→各論の流れで一度トーンダウン。じっくり読み込む時間を作る。5ページ続くのでレイアウトの反復が安定感を生む。
Peak 2(p12):再びダーク背景で引き締め。「プロの矜持」をぶつけて、読者の気持ちを引き上げてからクライマックスへ。
着地(p13):テンションは下がるがテキスト量は最大。静かに読み込む時間。最後にブロックが完成する「あ、集まった」の体験。

06 Page Direction

ページ別ディレクション

各ページの具体的なレイアウト・演出・色・タイポグラフィの指示。

p0

表紙

温度: 一瞬 / 主役: ビジュアル

集まるモチーフ

4色の積み木ブロック(正方形2 + 三角形2)が画面の四方からゆるやかに中央へ集まりかけている構図。
まだ完全には組み上がっていない。「これから何かが始まる」予感を感じさせる。
E案の2ndプレ表紙方向をベースに、ブロックの配置をもう少しランダムに散らす。

レイアウト

  • 中央にロゴ「TaMi」を大きく配置。ロゴの周囲にブロックが散在
  • ロゴの下に「Brand Book」のラベル(小さく、Letter-spacing広め)
  • タグライン「福祉の現場から、楽しい未来を」は入れない。表紙はロゴだけで勝負
  • 背景は #FAFAFA(温白)。清潔感と温かみの間

4色均等に使用。ブロック要素のみで色を見せ、テキストは黒。

タイポ

ロゴタイプのみ。追加テキストは最小限に。

Why: 表紙は「1秒で手に取るかどうか」の勝負。介護福祉の会社が作るカルチャーブックは、 ともすれば「よくある冊子」に見える。積み木ブロックの視覚的な面白さで「何これ?」を作る。 情報は削ぎ落として、ビジュアルの力だけで惹きつける。
Blocks: 2/14 -- 散在、未集合
p1

この本について

温度: 静か / 主役: 文字

集まるモチーフ

出発点。まだ何もない。ブロックは1個だけ、画面の端にぽつんと置かれている。
「ここから始まるんだ」という静かな起動感。

レイアウト

  • 左上にセクションラベル「この本について」をターコイズで小さく
  • テキストは左寄せ、上下方向は中央やや上。右半分は大きく空ける
  • 行間を広めに取り(2.2倍以上)、呼吸させる
  • 右下の空白領域にターコイズの小さなブロック(正方形)を1個だけ配置

背景: #FAFAFA。セクションラベルのみターコイズ。テキストは #1A1A1A。極めて抑制的。

タイポ

Level 3(本文サイズ)で語りかける。見出しは Level 4 のラベルのみ。主張しない。

Why: 読者がブランドブックを開いて最初に目にするページ。ここで「あ、押しつけがましくないな」と 感じてもらう必要がある。静かに、正直に、これから語ることの前提を共有する。過剰な演出はマイナス。 120名の現場スタッフが受け取るものだから、「上から言われている感」を一切出さない。
Blocks: 1/14 -- ぽつん、起点
p2

代表から

温度: 静か / 主役: 文字

集まるモチーフ

「想いが集まる」-- 代表の言葉が最初の種。
ブロックが2-3個に増える。まだ散在しているが、少し近づいてきている。

レイアウト

  • セクションラベル「代表から」をピンクで左上に
  • テキストは左寄せ。1カラム構成。行間2.4倍で呼吸を深く
  • 署名「新井 健生 / 合同会社TAMI 代表」はテキストの下に程よい距離を置いて
  • 右側の余白にピンクと黄色のブロックが2個、対角に配置
  • 代表の写真は入れない(写真の有無は応相談。入れるなら小さくモノクロで)

背景: #FFFFFF。ピンク主色。ラベルと署名のアクセントに使う程度。

タイポ

本文は Level 3、Light weight。代表の言葉は「声のトーン」で読ませたいので、太くしない。
署名はやや小さく、名前のみ Medium weight。

Why: 代表メッセージは社内冊子の定番だが、ここで「偉い人のありがたいお話」にしてしまうと その後のValueが「上からのお達し」に化ける。だからトーンは静か。語りかけ。テキストの組み方で 「対等に話しかけている」感を出す。レイアウトの緊張感は低くていい。
Blocks: 3/14 -- 集まり始め
p3

ロゴに込めた意味

温度: 一瞬 → じっくり / 主役: ビジュアル

集まるモチーフ

「名前と色が集まる」-- TakeoとAsamiが出会い、4つの色が意味を持つ。
ブロック4個が初めて「並ぶ」構図。ただしまだ積み上がってはいない。横に並んでいる状態。

レイアウト

  • 上半分:ロゴを大きく中央に。ロゴの「i」の吹き出し形状や、T/Mの大文字が読み取れるサイズ
  • 下半分:4色の意味を横一列に並べる(色ドット + ラベル)。等間隔、整然と
  • 最下部に「TaMi = Takeo + Asami」の由来テキストを小さく
  • ロゴの周囲にブロック4個を「これがロゴの要素ですよ」と示すように配置

4色全てが等しく登場するが、表紙よりも「整理された」見せ方。
散らばりから整列へ。情報として色を見せる。

タイポ

ロゴタイプが主役なのでテキストは控えめに。
色の説明ラベルは Level 4。由来テキストは Level 3 Light。

Why: 社員の多くはロゴの意味を知らない。「え、そういう意味だったの?」という発見体験を作る。 ロゴが単なるマークではなく「自分たちの物語が込められたもの」だと感じてもらう。 このページの体験が、以降のMISSION/VISIONへの受容度を上げる。
Blocks: 4/14 -- 横に並ぶ(まだ積まない)
p4

MISSION

温度: 一瞬で刺す / 主役: 文字(大きく)

集まるモチーフ

「芯が定まる」-- バラバラだったものに軸が通る瞬間。
ブロック5個目が加わり、初めて「縦に積まれる」。1段目の積み上げ。

レイアウト

  • 背景を #1A1A1A(ダーク)に切り替え。ここで読者の目をリセットする
  • 「MISSION」ラベルを黄色で中央上部に小さく
  • ステートメントを画面中央に大きく(Level 1)。白文字。センター揃え
  • 補足テキスト(ステートメントの解説)はその下に Level 3 で。白の60%不透明度
  • ブロックは画面の端に控えめに。主役はテキスト
  • 余白を贅沢に。ステートメント以外の要素は最小限

背景: ダーク。テキスト: 白。ラベル: 黄色。
黄色 =「楽しい未来」の色。MISSIONは未来への宣言だから黄色を主色に。

タイポ

ステートメントは Level 1(48-60pt相当)、Bold/Black。一行ごとに改行し、行間を広めに。
読者が一行ずつ噛みしめる時間を作る。補足は Light、半透明で「添えるだけ」。

Why: ブランドブックのクライマックス第一弾。ここまで静かに語ってきた流れを、 背景色の反転で一気に切る。「ここが本丸です」というシグナル。ダーク背景は全14ページ中たった2回。 この希少性がMISSIONの重さを体感させる。120名のスタッフが「自分たちの存在意義」を 言語として受け取る瞬間。大きく、潔く、余計なものを削る。
Blocks: 5/14 -- 初めて縦に積む
p5

VISION

温度: 一瞬で刺す / 主役: 文字(大きく)

集まるモチーフ

「方向が定まる」-- 芯に加えて向きが見える。
ブロック6個目。三角形ブロックが加わり「上を指す」。成長の方向性。

レイアウト

  • 背景を白に戻す。ダークからの反転で「光が差す」感覚
  • MISSIONページとレイアウト構造は同じ(ラベル→ステートメント→補足の縦組み)
  • ただし色と空気が変わることで別の体験になる
  • MISSIONが「宣言」ならVISIONは「約束」。同じ構造だが温度が違う

背景: 白。ラベル: ターコイズ。テキスト: ダーク。
ターコイズ =「成長」の色。VISIONは成長の先にある景色だからターコイズ。

タイポ

MISSIONと同じ Level 1 構成。ペアページとして統一感を持たせる。

Why: p4→p5はダーク→ホワイトの切り替えで「夜明け」を体感させる。 MISSIONが「今の自分たちの仕事」なら、VISIONは「その先に見える社会」。 同じ構造を使いながら背景色だけ変えることで、「同じ会社の中の、違う時間軸」を表現する。
Blocks: 6/14 -- 三角形が加わり上向きに
p6

5つのValues

温度: 俯瞰 / 主役: 文字 + 構成

集まるモチーフ

「行動指針の全景」-- ここで5つのValueが一望できる。
ブロック7個目。個々のValueはまだ展開されていないが、「全部で5つある」と分かる地図のページ。

レイアウト

  • 「VALUES」ラベルを中央上部に
  • 5つのValueを縦にリスト。番号 + テキストのシンプルな構成
  • 左揃えまたは中央揃え。5項目が等間隔で並ぶ
  • 各Valueの横に、その Value に対応する色のドットまたは小さなブロックを添えてもOK(ただし控えめに)
  • このページは「目次」に近い役割。視認性と一覧性を最優先

背景: #FAFAFA。ラベル: ターコイズ。テキスト: ダーク。
ここではまだ各Valueの個別色は出さない。あくまで俯瞰。

タイポ

5つのValueは Level 2-3 の間。読みやすく、でも各Value個別ページより控えめに。
番号(01-05)は Light、小さく。Value文は Medium。

Why: MISSION/VISIONの高揚から一度クールダウンするブリッジページ。 いきなり個別Valueに入ると「まだあるの?」と感じる。一度全景を見せて「5つだけだよ」と安心させる。 目次的な機能を持たせることで、読者が「どのくらい読めば終わるか」を把握できる。 これ、120名のスタッフに配るなら大事。長く感じさせない設計。
Blocks: 7/14 -- 全景の予告
p7-11

各Value(5ページ共通フォーマット)

温度: じっくり / 主役: 文字 + 余白

集まるモチーフ(ページごと)

  • p7 Value 1「対話から始めよう」 -- 声が集まる。ピンクのブロックが新たに着地。合計8個
  • p8 Value 2「プロ基準で判断しよう」 -- 技術が集まる。青のブロック追加。合計9個
  • p9 Value 3「信じて任せよう」 -- 信頼が集まる。ターコイズのブロック追加。合計10個
  • p10 Value 4「上下ではなく、ともにつくろう」 -- 仲間が集まる。黄色のブロック追加。合計11個
  • p11 Value 5「今日を積み上げよう」 -- 日々が集まる。ピンクのブロック追加。合計12個。かなり完成形に近づく

共通レイアウトテンプレート

  • 左上にバリューナンバー「VALUE 01」+ 集まるもの「-- 声が集まる」を各Valueの主色で
  • その下にValue見出しを Level 2 で大きく
  • 本文は左寄せ、8カラム幅以内。行間2.2倍
  • 「こうする / こうしない」は本文の下に2カラムで並べる。DO=ターコイズ、DON'T=ピンクのラベル色
  • 右側の余白にそのページの主色ブロック + これまで蓄積されたブロック群を配置

5ページの中での変化

5ページ同じフォーマットだと単調になる。以下で変化をつける:

  • ブロックの蓄積量 -- p7は少なく、p11は多い。右側の密度が自然と上がっていく
  • 主色の変化 -- p7ピンク→p8青→p9ターコイズ→p10黄→p11ピンク。色が毎回変わるので単調にならない
  • ブロックの配置位置 -- 毎回同じ場所に置かない。右上→右下→左下→右中央→左右にまたがる、のように移動

色のルール(個別ページ)

  • 背景は全て白(#FFFFFF)。5ページ連続で白背景。統一感と安定感
  • 各ページの主色はバリューナンバーとブロックにのみ使用
  • 本文テキストは全て #1A1A1A。色をつけない
  • 「こうする/こうしない」のラベルだけ色あり(ターコイズ/ピンク固定)
Why: Valuesは「暗記させるもの」ではなく「行動の判断基準」。だから「こうする/こうしない」の 具体例が不可欠。読者が「あ、昨日のあれ、こっち側だったな」と自分の行動に当てはめられるレベルまで 落とし込む。5ページ同じフォーマットにするのは「慣れ」の設計。3ページ目くらいから読む速度が上がり、 5つ目を読み終わったとき「全部入った」感覚になる。レイアウトの反復が、Valueの定着を助ける。
Blocks: 8 -> 12/14 -- ページごとに1つずつ着地
p12

TAMIが考える、福祉の仕事

温度: じっくり / 主役: 文字

集まるモチーフ

「覚悟が集まる」-- 全てのValueが揃った上で、最後の「プロとしての覚悟」が加わる。
ブロック13個目。ほぼ完成形だが、あと1ピースだけ足りない。

レイアウト

  • 背景を再びダークに。MISSION(p4)以来のダーク。読者は「また来た」と身構える
  • 「TAMIが考える、福祉の仕事」を黄色ラベルで小さく
  • 「奉仕ではなく、プロの仕事。」を Level 2 で力強く
  • 本文は左寄せ、白の75%不透明度。MISSIONページの構成と呼応するが、テキスト量が多いので1カラム左寄せ
  • ブロック群はほぼ完成形の構造体として配置。右下に固まっている

背景: #1A1A1A。ラベル: 黄色。テキスト: 白系。
MISSION(p4)とペアカラー。黄色は「楽しい未来」だが、ここでは「プロとして楽しい未来を作る覚悟」の文脈。

タイポ

見出し Level 2、Bold。力強いが叫ばない。
本文 Level 3、Light。じっくり読ませるトーン。ダーク背景での可読性を確保(色と行間で)。

Why: ブランドブックのクライマックス第二弾。5つのValueを読んだ後に「でも、全部ひっくるめて、 TAMIは福祉をどう捉えているのか」という問いに答えるページ。「奉仕ではなくプロの仕事」は 福祉業界への一種のカウンターステートメント。ここが「背骨案」の真骨頂。 迷ったときにこのページを開いて、背筋を伸ばせるように。ダーク背景の2回目は意図的。 MISSION→Values→プロ論の「宣言→行動→覚悟」というアーチ構造の最終点。
Blocks: 13/14 -- あと1ピース
p13

メッセージ(福祉の現場から、楽しい未来を)

温度: 静かに読む / 主役: 文字(締め)

集まるモチーフ

「全部集まった景色」-- 最後の1ピースがはまり、積み木が完成する。
ブロック14個。全てが組み上がった状態。ただし「完成品」ではなく「まだ積める」余地を残す。
ここが「集まる、だから楽しい未来」のゴール。

レイアウト

  • 背景: #FAFAFA。ダーク(p12)からの反転で「明ける」感覚。p4→p5と同じ構造
  • 見出し「福祉の現場から、楽しい未来を」を Level 2 で。力強いが静か
  • 本文は2カラム構成。テキスト量が多いが、2カラムにすることで1行の長さを抑え読みやすく
  • 最後の数行「楽しい未来を一緒に創る。それが私たちTAMIグループです。」は1カラムに戻して、やや大きく(Level 2-3の間)
  • 完成した積み木の構造体を、テキストエリアの外(右上または右下)に配置。読み終わったとき目に入る位置

4色全てがブロック構造体の中に。テキストエリアは抑制的(ダーク + グレー系)。
最後のクロージングテキストだけ、やや温度を上げてもいい(ダーク100%、Medium weight)。

タイポ

見出し Level 2、Bold。本文 Level 3、Light。
2カラムの本文は読みやすさ最優先。クロージングは Level 2-3、Medium。
余韻を残すために、最後の1行の下に十分な余白を。

積み木の完成形について

最終ページの積み木は「完璧に整った建造物」ではなく、
「まだ積める余白がある」構造にする。
TAMIはこれから120名からさらに成長する会社。「完成」ではなく「今ここまで積んだ」という表現。
上部に少し空間を残す。次のブロックを置く場所がある、という暗示。

Why: 最終ページは「読み終えた満足感」と「明日から動ける感」を同居させる。 テキスト量が最大だが、2カラム + 広い行間で「読むのが苦にならない」設計にする。 最後にクロージングを1カラムに戻すのは、5つのValueや代表メッセージで語ってきた 全ての糸を束ねる「結び」。完成した積み木が目に入ったとき、読者は無意識に 「ここまで読んだ自分」と「積み上がった全景」を重ねる。これがコンセプトの体験化。
Blocks: 14/14 -- 完成(でも、まだ積める)
Appendix

宮平さんへの補足

判断に迷ったときの優先順位

このメモの使い方

全てをこの通りにする必要はない。これはあくまで「判断の材料」。
宮平さんの手で、ここに書いてない良いアイデアが出たらそっちを優先してOK。
ただし「集まるモチーフの蓄積」と「ダーク背景は2回だけ」は守ってほしい。
この2点がブランドブック全体の構造を支えているので。

確認・フィードバック

初稿は全ページのラフ(手書きOK)で見せてもらえると助かる。
組版に入る前にレイアウトの骨格を確認したい。
色とタイポは後から調整できるが、余白とブロック配置は骨格なので早めに。